1947-11-21 第1回国会 衆議院 水産委員会 第26号 同海岸河口對岸には御堂崎と稱する青松欝蒼たる岩壁が聳立し、往時は今より二キロほども海上に突出して河川を擁護しておつたのであります。從つて河口も相當の水深と幅もあつて百石積の荷船さえ自由に出入碇泊することができた良港であつたのですが、歳月を經るとともに、御堂崎の崎壁も自然崩壞するに伴い、海水の壓迫を受け、河口も淺くなり、荷積船はおろか、漁船の出入もできなくなつたのであります。 青木清左ヱ門